2026.01.16 06:57昇段を急がない剣道の効用 —— 村島弘之/剣道歴20年剣道を続けていると、いつの間にか「次はいつ受けるのか」「そろそろ上がらなければ」そんな声が、外からも内からも聞こえてくる。昇段は、確かに一つの目標だ。努力の結果として、形に残るものでもある。だが、昇段を急ぎ始めたとき、剣道は少しずつ本来の姿から離れていくことがある。昇段を急がない...
2026.01.16 06:56次の審査までの稽古の組み立て方 —— 村島弘之/剣道歴20年昇段審査が終わると、次にいつ受けるかを考え始める。だが、次の審査までの時間を「ただ待つ期間」にしてしまうのは、あまりにももったいない。大切なのは、稽古量を増やすことでも、技を増やすことでもない。稽古の“組み立て方”を変えることだ。まず最初にやるべきことは、反省点を洗い出すことでは...
2026.01.16 06:54段位より大切な指標 —— 村島弘之/剣道歴20年剣道を続けていると、どうしても段位が気になる。次は何段か。いつ受けるか。周囲と比べて遅れていないか。段位は、努力の一つの証であり、目標として大切なものだ。だが、剣道を深く続けるほど、それだけでは測れないものが見えてくる。では、段位より大切な指標とは何か。それは、剣道が崩れたときに...
2026.01.16 06:42結果を引きずらないための考え方 —— 村島弘之/剣道歴20年昇段審査の結果は、思っている以上に心に残る。合格でも、不合格でも、その一言が、しばらく頭から離れない。結果を引きずるとき、人は無意識のうちに結果=自分と結びつけてしまう。だが、ここで立ち止まって考えたい。結果は、その日の、その場の、一つの断面にすぎない。剣道は本来、積み重ねの道だ...
2026.01.16 06:40不合格後、最初の稽古で意識すること —— 村島弘之/剣道歴20年昇段審査で不合格となったあと、最初の稽古場に足を運ぶ日は、静かな緊張と重さを伴う。竹刀を握りながら、どうしても結果が頭をよぎる。「あの場面が違っていれば」「もう一本、打てていれば」そんな思いが、心を引き戻す。だが、最初の稽古でいちばん大切なのは、反省を深めることではない。まず意識...
2026.01.16 06:39不合格になった審査の意味 —— 村島弘之/剣道歴20年昇段審査で「不合格」という結果を受け取ったとき、心は静かにはいられない。悔しさ、戸惑い、情けなさ。さまざまな感情が、一度に押し寄せる。努力が足りなかったのか。判断が間違っていたのか。そもそも、自分には無理なのか。だが、ここで一つだけ、はっきりさせておきたいことがある。不合格は、否...
2026.01.16 06:38審査中に立て直すための合言葉 —— 村島弘之/剣道歴20年審査中に立て直すための合言葉—— 村島弘之/剣道歴20年昇段審査の最中、誰にでも一度は訪れる瞬間がある。剣先が浮いた。間合いが合わない。一本を急ぎすぎた。「まずい」と思った、そのときだ。審査中に剣道を立て直せるかどうかは、技術よりも、**頭の中にある“言葉”**で決まることが多い...
2026.01.16 06:33最初の30秒で剣道を崩さないために —— 村島弘之/剣道歴20年昇段審査や試合で、振り返ってみると「最初の30秒ですべてが決まっていた」そう感じることがある。一本を取られたわけでもない。大きな失敗をしたわけでもない。それでも、なぜか流れを失っている。剣道が崩れるのは、派手なミスの瞬間ではない。多くの場合、最初の30秒の“選択”の積み重ねだ。立...
2026.01.16 06:32立ち上がりの一拍目の作り方 —— 村島弘之/剣道歴20年昇段審査では、一本よりも先に、すでに評価は始まっている。立ち上がりの一拍目。この短い時間に、その人の剣道は、ほとんど表れる。多くの剣士が勘違いしているのは、「最初に動いたほうが有利だ」という考えだ。だが、審査の立ち上がりで必要なのは、速さではない。“整って立つ”ことである。まず、...
2026.01.16 06:29審査直前にやってはいけないこと —— 村島弘之/剣道歴20年審査直前にやってはいけないこと—— 村島弘之/剣道歴20年昇段審査の直前は、剣道の技量よりも、心の扱い方が結果を左右する時間だ。ここで多くの剣士が、無意識のうちに「やらなくていいこと」をしてしまう。まず一つ目。新しいことを足そうとすること。直前になって、「もう少し踏み込もう」「攻...
2026.01.16 06:27審査で剣先を安定させる具体意識 —— 村島弘之/剣道歴20年昇段審査の場では、稽古場では起きない揺らぎが生まれる。その多くが、剣先に現れる。だからこそ、剣先を「動かさない」工夫より、剣先が動かなくなる意識を持ちたい。審査で剣先を安定させるために、私が大切にしている具体意識は、決して難しいものではない。一、剣先ではなく「足裏」に意識を置く剣...
2026.01.16 06:25剣先が迷うときに起きていること —— 村島弘之/剣道歴20年構えた瞬間、自分でもはっきりわかる。剣先が、定まっていない。上下に揺れる。相手の剣先を追いすぎる。中心に置いたつもりが、いつの間にか外れている。剣先が迷うとき、原因は手先にあるように見える。だが本当は、心が先に揺れている。打つべきか、待つべきか。先か、後か。その判断が固まっていな...